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Eli Lilly、製薬業界最大級のAIファクトリー「LillyPod」を稼働開始

製薬大手Eli Lillyが、NVIDIA DGX B300を搭載した世界初のDGX SuperPODを使ったAIファクトリー「LillyPod」を稼働させた。製薬企業が自社で保有・運用するAIインフラとしては最大規模で、創薬研究の高速化・高精度化を狙う。

製薬大手のEli Lilly(イーライリリー)は今週、自社で完全に保有・運用するAIインフラとしては世界最大級となる「AIファクトリー」を稼働させたと発表した。このシステムは「LillyPod」と名付けられ、NVIDIAの最新GPUシステム「DGX B300」を搭載した世界初のDGX SuperPODとして構築されている。

創薬プロセスの高速化を目指す

LillyPodは、Eli Lillyの研究開発チームが医薬品候補の発見・開発をより速く、より正確に、かつこれまでにない規模で進められるよう支援することを目的としている。分子設計や化合物スクリーニング、臨床データ解析など、創薬プロセスの各段階で必要とされる大規模な計算処理を、社内に構築した専用AIインフラでまかなう狙いがある。

製薬業界における自社AIインフラの動き

従来、多くの製薬企業はクラウドサービスや外部のスーパーコンピュータ資源に依存してAI研究を行ってきたが、Eli Lillyは自社で保有・運用するAIファクトリーを構築することで、研究データの管理やインフラ運用の柔軟性を高める方針とみられる。NVIDIAのDGX B300を採用した点は、GPU性能を活かした大規模なAIモデルのトレーニングや推論処理に対応するためと考えられ、今後製薬業界における自社AIインフラ導入の先行事例として注目される。

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原文ソース

NVIDIA

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