AIで冠動脈炎症を検出、Oxford発のCaristo Diagnosticsが心臓CT診断を革新
英オックスフォード大学発のスタートアップCaristo Diagnosticsは、心臓CTスキャンから冠動脈の炎症を検出するAIソリューションを開発した。NVIDIAのAI Podcastでは、共同創業者のKeith Channon博士がこの技術による心臓病診断の変革について語っている。
英オックスフォード大学のField Marshal Earl Alexander教授であり、Caristo Diagnosticsの共同創業者でもあるKeith Channon博士が、NVIDIAのAI Podcastに出演し、AIを活用した心臓病診断の最新動向について語った。
冠動脈炎症をAIで可視化
Caristo Diagnosticsが開発したのは、心臓CTスキャンの画像データから冠動脈周囲の脂肪組織の変化を解析し、炎症の兆候を検出するAIソリューションだ。冠動脈の炎症は、心筋梗塞など重篤な心血管イベントの重要な予兆とされるが、従来の画像診断では見逃されやすいとされてきた。AIによる定量的な解析を導入することで、医師がより早期かつ客観的にリスクを評価できるようになるという。
臨床現場への実装に向けて
Channon博士は長年、心血管疾患における炎症の役割を研究してきた研究者であり、その知見を実用的な診断ツールへと落とし込む取り組みとしてCaristo Diagnosticsを共同設立した。今回のインタビューでは、AI技術がどのように既存の画像診断ワークフローに統合され、臨床医の意思決定を支援しているかについて紹介されている。心臓病はいまだ世界的な死因の上位を占めており、AIによる早期発見・予防的介入への期待は大きい。
原文ソース
NVIDIA